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もう皆さんはきっと2005年のスギ花粉症の大方の予報は耳にしている事と思います。
スギ花粉飛散量の予報にはいくつかの方法がありますが、年間の気候の変化、特に平均温度を中心に予報するものと、直接スギの花の成長具合を観察する方法が有名です。気候では昨年が猛暑(いや酷暑でしたね)、そして冬は暖冬ということ、また、直接のスギの花観察では、早くからとても大きく膨らんだつぼみが観察されていました。従って、いずれの方法にても2005年は当たり年になるという予報になるわけです。
昨年の花粉飛散量は、これも予報の通り平年をはるかに下回る量でしたので、私たちの外来も大賑わいにはなりませんでした。とは言え、毎年症状の出る花粉症を既にお持ちの人には同様に症状が出る事には変わりありません。飛ぶ量が少ないからといって患者さんが激減するという事を私は経験した事がありませんし、実際、花粉症持ちの私の次男は、昨年もあい変わらずひどい状態に悩まされていました。
さて、今年はというと平年の少なくとも10倍、おそらく20倍以上の花粉が飛散するだろうと言われています。これは、昨年と比較しますと30倍以上という数字にもなり得ます。
このところは寒く冷たい日が続いており、やっと冬らしい日々とはなってきましたが、全体的には暖冬ですので、その到来時期も早まる事となりそうなのです。なんでも、静岡県ではすでに花粉の飛散が観測されたという情報まで飛び込んできました。
スギ花粉飛散のタイミングは、以前のこのコーナーでも触れましたが、「梅の花」を巷で見かけたら要注意!準備が必要ですと書きました。チューリップの芽がもう出てきたという噂さえ聞くぐらいですから、皆さんも「梅の花」には十分気をつけて見ていてください。
何よりも予防対策が重要です。これもいつもお話しするように、花粉症は十分に予防が可能な疾患です。テレビ・ラジオでの予報も必ずされるようになりました。そのぐらいに花粉症は社会現象なのです。
早めに眼科に受診して抗アレルギー剤点眼の事前予防投与を始めましょう。そうすることによって症状は軽減抑制され、合併症を防いでステロイド等の強いお薬を使わずに済むのかもしれませんから。
2005年1月19日
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